お正月が過ぎて余ってしまったお餅を保存するために、冷凍庫にしまうこともありますね。冷凍したお餅を素早く温めたい時には、オーブントースターではなく、電子レンジを使うのが良いでしょう。ただし、電子レンジで加熱すると、お餅が皿にくっつきやすくなり、後から洗うのが手間になってしまうこともあります。
さらに、冷凍や乾燥が進んだお餅は温めた時に硬くなりがちです。そこで、お餅を電子レンジで温めるときに、皿にくっつかず柔らかくなるような工夫をお伝えします。
電子レンジでお餅をくっつかずに温める方法
電子レンジにお餅を温めると、しばしばお皿に粘りついてしまいます。ただ、簡単な工夫をすることでこの問題を防ぎ、お餅を綺麗に温めることが可能です。ここでは、お餅を電子レンジでお皿にくっつけずに温めるコツを4つご紹介します。
餅がレンジでくっつかない方法1:水を加える
- お餅を入れるのにぴったりの大きさの容器に、少しの水を入れます(大さじ1から2杯が目安)。
- お餅にもさっと水を付けて湿らせます。
- お餅を電子レンジで加熱します。500Wだと1分、600Wならば30秒が目安です。
このとき、様子を見て加減してください。ラップは必要ありません。 - 加熱後、お餅は柔らかくなっていますが、お皿にはほとんどくっついていません。
水の量が多いとお餅がより柔らかくなりますが、余計な水を捨てればそのまま美味しくいただけます。
お吸い物ってあるじゃないですか、アレをお湯で解いたあとに中に餅を入れてレンジでチンすると、餅がくっついて洗い物がめんどくさくなることもなく美味しいのでオヌヌメなんですわよ
— 凋落 (@bakubaku_shark) July 21, 2024
餅がレンジでくっつかない方法2:クッキングシートを使う
- 電子レンジでお餅を温めるとき、クッキングシートを使うとお皿にくっつくのを防げます。
- お餅をクッキングシートの上に置いて、ラップは使わずに加熱してください。
- 500Wで1分程度加熱し、様子を見ながら時間を調整します。
- 加熱が終わると、お餅は手を汚さずに取り出せ、お皿にもくっつかず、掃除もしやすくなります。
餅が電子レンジで付着しない方法3:ラップを使う
クッキングシートと同じように、ラップを使うことで、餅が付着せずに済む方法があります。ラップで餅を包むと付着してしまうと思われがちですが、意外にもそのようなことはありません。皿にラップをしいて、水で湿らせた餅をのせて、電子レンジで加熱します。加熱時間は、600ワットで30秒程度を目安に、餅の様子を見ながら調整しましょう。餅はラップにくっつかず、取り出しも容易ですし、皿もきれいを保つことができる優れた方法です。身近なラップを使用すれば、手軽に済ませることができます。
餅が電子レンジで付着しない方法4:醤油を利用する
餅を電子レンジで温める際には、表面に少し醤油を塗ることで、皿に付着するのを防ぐことが可能です。醤油を塗ることで、その部分に熱が集まり、膨らみやすくなるため、餅が底につきにくくなります。なおこの方法は、トースターで餅を焼く時にも有効です。
電子レンジで餅を柔らかく温める秘訣
電子レンジで餅を温めるときは、硬くなりがちですが、餅を水でしっかりと濡らすことで、温めた後でも柔らかさを保つことができます。
お水を入れた容器で加熱する方法と、クッキングシートのみを使った加熱の2つを比べてみました。結果、水をふんだんに使って加熱した方が特に柔らかい餅に仕上がりました。
この水を使った加熱方法では、餅が新しいように柔らかくなります。
餅 電子レンジdeみたらしwithきな粉
雑… pic.twitter.com/JhGbIDg0RG— わがままりんちゃんと、ママのみゆキュリ (@Rinrokumimi) September 23, 2024
電子レンジでお餅を暖める際の注意点
電子レンジでお餅を暖める時、多くの方はアルミホイルを使うことに慣れているかもしれませんが、それはオーブントースターを使う時の方法です。電子レンジでアルミホイルを使うことは絶対に避けてください。それは火花が散って、火事になる恐れがあるからです。
アルミホイルを用いて餅を焦がさずに焼く方法
もしフライパンやトースターでお餅を焼く場合、アルミホイルを使うと、お餅がフライパンにくっつくのを防ぐ助けとなります。テフロン加工が施されたフライパンでは油を使わなくても良いですが、鉄やステンレス製のフライパンを使うときは、お餅がくっつきやすいためアルミホイルの使用が勧められます。特に「くっつかないアルミホイル」を使用すると、その効果はさらに高まります。このタイプのアルミホイルは100円ショップでも手に入り、耐熱性が高いのでピザや焼きおにぎりなど、他の料理にも有用です。
まとめ お餅がレンジでくっつかない方法と固くならないコツ
電子レンジでお餅を上手に温めるためのいくつかの有用な方法があります。ここでのおすすめは、主に4つのアプローチです。
- 水を加える方法:容器に水を入れ、お餅を湿らせてから加熱します。これにより、お餅が柔らかくふっくらとし、皿に付きにくくなります。
- クッキングシートを使う方法:クッキングシートを敷いてお餅を加熱すると、お餅が皿に付着するのを防げます。
- ラップを活用する方法:お皿にラップを敷き、その上に水で濡らしたお餅をのせて加熱します。これにより、お餅がラップに付かず、皿も清潔に保つことができます。
- 醤油を垂らす方法:お餅の表面に醤油を薄く塗り、加熱時にお餅が一部膨らみやすくなり、お皿に付きにくくなる効果があります。
これらの方法を利用することで、電子レンジでお餅を温める時にくっつきを防ぎつつ、美味しくお餅をいただくことができます。中でも、水をたっぷりと使用する方法は、つきたてのような柔らかさを取り戻せるので非常に有効と言えます。
また、安全にお餅を温めるために、電子レンジでアルミホイルを使用しないように注意しましょう。