東進の第3回共通テスト本番レベル模試を受けて、数学が思うように解けなかったり、前回より点数が伸びなかったりすると、自分の勉強方法に不安を感じやすくなります。
特に数学ⅠAや数学ⅡBCは、知識だけでなく読み取りや時間配分まで求められるため、普段より得点しにくかったと感じる人も少なくありません。
大切なのは、点数だけで判断するのではなく、どこで時間を使い、何が原因で失点したのかを整理することです。
模試の難しさを周囲と比べるだけで終わらせず、科目ごとの特徴や復習の進め方まで確認すると、次の模試や共通テスト本番へ向けてやるべきことが見えやすくなります。
この記事でわかること
- 東進第3回共通テスト本番レベル模試の難しさの感じ方
- 数学ⅠAや数学ⅡBCで苦戦しやすい理由
- 点数が伸びなかったときに確認したいポイント
- 次の模試や本番へつなげる復習方法
東進第3回共通テスト本番レベル模試は難しかったのか
東進の第3回共通テスト本番レベル模試を受けて、思っていたより点数が取れず、「自分だけできなかったのでは」と不安になっている人は少なくありません。
特に数学ⅠAや数学ⅡBCでは、問題そのものだけでなく時間の使い方まで求められるため、普段の演習では解ける人でも得点につながらないことがあります。
自己採点の数字だけを見て実力が大きく下がったと判断するより、どの科目で時間や処理に苦戦したのかを分けて考えることが大切です。
受験者からは数学が難しかったという反応が目立つ
受験直後の反応を見ると、数学ⅠAで最後まで解き切れなかったり、数学ⅡBCで思った以上に得点できなかったりした人が見られます。
共通テスト型の数学は、公式や解法を覚えているだけでは対応しにくく、長めの条件を読みながら必要な情報を整理し、限られた時間で計算まで進めなければなりません。
そのため、解説を読んだときには理解できる問題でも、試験中は方針を決めるまでに時間がかかり、後半の問題に十分な時間を残せなかったということが起こります。
数学で点数が伸びなかった場合は、知識不足だけでなく、読み取り、処理速度、時間配分のどこで止まったのかを見る必要があります。
周囲にも数学で苦戦した人がいるからといって復習を後回しにするのではなく、自分が失点した原因を細かく分けておくと、次の模試で改善しやすくなります。
第2回より点数が伸びなくても学力が停滞したとは限らない
前回から勉強を続けていたのに合計点があまり上がらないと、夏まで取り組んできたことが身についていないように感じるかもしれません。
ただし、模試は毎回まったく同じ問題が出るわけではなく、得意な単元が多い回もあれば、苦手な形式が重なる回もあるため、総合点だけで成長を測ると実際の変化を見落としやすくなります。
たとえば前回は勘で選んだ問題が偶然合っていた一方で、今回は正しい考え方まで進めたものの計算ミスで落としたのであれば、点数には表れなくても理解度は変化しています。
第2回との比較では合計点だけを見るのではなく、正答できるようになった単元、時間切れになった大問、迷わず処理できた問題まで確認すると、自分の伸び方が見えやすくなります。
科目や得意分野によって難しさの感じ方は変わる
同じ模試を受けても、かなり難しかったと感じる人がいる一方で、それほど難しく感じなかった人がいるのは珍しいことではありません。
数学が得意な人と国語が得意な人では負担に感じる科目が違い、同じ数学でも図形に強い人とデータ分析に強い人では手応えが変わります。
さらに、問題との相性だけでなく、試験開始時の集中状態や前の科目で消耗したかどうかによっても、体感する難しさには差が出ます。
そのため、周囲の「簡単だった」という感想を見て必要以上に焦ったり、「みんな難しかった」と聞いて安心しすぎたりするより、自分が取るべき問題をどれだけ確実に取れたかを基準に振り返るほうが次につながります。
難しく感じたこと自体を問題にするのではなく、どこから難しいと感じ始めたのかを思い出しておくと、復習する優先順位も決めやすくなります。
得点を伸ばしにくかった科目にはどのような特徴があったのか
自己採点を終えて振り返ると、同じ点数でも「思ったより解けた」と感じる人と、「もっと取れたはずだった」と感じる人に分かれます。
その違いは知識量だけではなく、問題の読み方や時間の使い方、焦った場面がどこにあったかによっても大きく変わります。
苦戦した理由を科目ごとに整理すると、次回までに取り組むべき内容がはっきり見えやすくなります。
数学ⅠAは時間配分の難しさを感じた人が多かった
数学ⅠAでは、一つひとつの問題だけを見ると基本事項を活用する内容であっても、条件を整理しながら考える場面が続くため、解答までに予想以上の時間を使ってしまうことがあります。
途中で手が止まる問題が一つあるだけでも、その後の大問へ十分な時間を回せなくなり、本来なら解ける問題まで落としてしまうケースは珍しくありません。
特に共通テスト型では、問題文を正確に読み取りながら必要な情報を抜き出す力が求められるため、計算力だけでは思うような得点につながらないことがあります。
復習するときは、解けなかった問題だけでなく、時間を使い過ぎた問題にも印を付けておくと改善点を見つけやすくなります。
正答できた問題であっても予定より時間がかかったのであれば、本番では失点につながる可能性があるため、処理の流れを見直しておくことが大切です。
数学ⅡBCは計算量と情報整理が負担になりやすい
数学ⅡBCでは、途中式が長くなったり、複数の条件を整理しながら考えたりする場面が増えるため、最後まで集中力を維持することが求められます。
途中で計算ミスをすると、その後の設問にも影響しやすく、実際の理解度以上に点数が伸びなかったと感じることもあります。
また、解法を知っていても、問題文から必要な情報を読み取るまでに時間がかかると、焦りから普段はしないようなミスが出やすくなります。
計算ミスだけを反省するのではなく、どの場面で迷い始めたのかまで振り返ることで、同じ失点を繰り返しにくくなります。
演習を重ねる際は、正解だけを目指すのではなく、制限時間内で最後まで解き切ることも意識すると、本番に近い力が身につきやすくなります。
他教科は基礎を固めていた人ほど対応しやすかったという見方もある
数学に注目が集まりやすい一方で、他教科については「極端に難しく感じなかった」という受験生も見られます。
もちろん得意・不得意によって印象は変わりますが、基本事項を早い段階で定着させていた人ほど、落ち着いて取り組めたという傾向も考えられます。
共通テスト型では、細かな知識だけでなく文章や資料を読み取る力も求められるため、日頃から時間を測って演習していた人は本来の力を発揮しやすくなります。
どの科目でも難易度だけを気にするより、自分が取りこぼした原因を具体的に把握することが、その後の学習効率を高める近道になります。
模試は点数だけで終わらせるものではなく、本番までに改善できる課題を見つける機会として活用すると、受験本番に向けた準備を着実に進めやすくなります。
思うような結果でなくても次につなげられる理由
自己採点を終えた直後は、思っていたより点数が伸びなかったことで気持ちが沈んでしまうことがあります。
しかし、共通テスト形式の模試は現在の到達度を確認し、今後の学習計画を見直すための材料でもあるため、一度の結果だけで今後まで決まるわけではありません。
得点だけではなく、何ができて何が足りなかったのかを整理することが、その後の伸びにつながります。
模試は現時点の理解度を確認するための機会になる
模試は合格できるかどうかを決める試験ではなく、今の実力を客観的に把握するための機会として受ける意味があります。
普段の演習では解けていた問題でも、制限時間の中では思うように解答できなかったり、逆に苦手だと思っていた分野で得点できたりすることも珍しくありません。
そのため、自己採点を終えたあとに「できなかった問題」だけを見るのではなく、「落ち着いて対応できた問題」も確認すると、自分の強みが見えてきます。
苦手分野ばかりに目を向けるより、安定して得点できる分野をさらに伸ばすことも、総合点を上げるためには大切な考え方です。
模試は弱点探しだけではなく、自信を持って取り組める分野を再確認する機会にもなります。
平均点や順位だけでは学習の成果は判断しにくい
模試の結果が返却されると、平均点や順位が気になる人は多いものです。
ただし、その数字は受験者全体との比較であり、自分自身が前回より何を改善できたのかまでは表してくれません。
たとえば、以前はまったく手が出なかった単元で部分点を取れるようになっていたり、時間内に最後まで解ける大問が増えていたりすれば、学力は着実に積み重なっています。
順位だけに気持ちを左右されるのではなく、前回の自分と比べてどのような変化があったのかを確認すると、次に取り組む内容も決めやすくなります。
数字だけでは見えない成長を見つけられると、その後の学習への意欲も維持しやすくなります。
受験本番まで伸びる人は復習の進め方に特徴がある
模試を受けたあとに成績を大きく伸ばす人は、点数だけを眺めて終わるのではなく、間違えた原因を細かく整理しています。
知識不足だったのか、計算ミスだったのか、それとも時間不足だったのかを分けて考えるだけでも、同じ失点を減らしやすくなります。
さらに、解説を一度読むだけではなく、自分だけで解き直せる状態まで繰り返すことで、本番でも同じ考え方を使いやすくなります。
復習は量より質が重要であり、一問ごとに原因を分析して改善するほうが、やみくもに新しい問題を解き続けるより効率よく実力を伸ばせます。
一度の模試で思うような点数にならなかったとしても、その経験を次の演習へ生かせれば、本番までの数か月で大きく変わる可能性は十分にあります。
次の模試や本番へ向けて取り組みたい学習の進め方
模試は受け終わった瞬間よりも、その後の取り組み方によって価値が大きく変わります。
思うような結果にならなかったとしても、復習の優先順位を決めて学習を続ければ、同じ失点を減らしやすくなります。
一度の模試をきっかけに学習方法を見直せるかどうかが、秋以降の伸びにつながる重要なポイントです。
間違えた問題は原因ごとに整理して復習する
復習を始めるときは、正解できなかった問題をすべて同じ扱いにするのではなく、原因ごとに分けて考えることが大切です。
知識が不足していた問題、途中で計算を間違えた問題、時間が足りず手を付けられなかった問題では、必要な対策がそれぞれ異なります。
原因を整理しておくと、同じような失点を繰り返しにくくなり、限られた学習時間も有効に使いやすくなります。
「なぜできなかったのか」を一問ずつ確認する習慣が身につくと、次回以降の模試でも改善を実感しやすくなります。
一度理解したつもりでも数日後に解き直してみると手順を忘れていることがあるため、時間を空けて再挑戦することも効果的です。
時間を意識した演習を日頃から取り入れる
共通テスト形式では、知識だけではなく制限時間内に最後まで解き切る力も求められます。
普段の演習で時間を気にせず取り組んでいると、本番では焦りから本来の力を発揮できないことがあります。
そのため、過去の模試や演習問題を使うときも、実際の試験時間に合わせて取り組み、時間配分まで含めて振り返ることが大切です。
最後まで解き終えることだけを目標にするのではなく、どの順番で解くと効率が良いのかまで確認すると、本番でも落ち着いて対応しやすくなります。
時間が足りなかった原因を具体的に把握できれば、解く順番や見直しの方法も少しずつ改善できます。
苦手分野は小さな単位で繰り返し取り組む
苦手な教科をまとめて勉強しようとすると、どこから手を付ければよいか分からなくなることがあります。
そのような場合は、単元を細かく分けて一つずつ確認し、理解できた内容を積み重ねていくほうが取り組みやすくなります。
一度に多くの内容へ手を広げるよりも、毎日短い時間でも継続して復習を続けるほうが知識は定着しやすくなります。
苦手意識がある分野ほど、小さな成功体験を積み重ねることが自信につながり、本番でも落ち着いて問題に向き合えるようになります。
模試で見つかった課題を一つずつ改善していけば、次回の模試だけでなく共通テスト本番でも得点につながる場面を増やしやすくなります。
まとめ
東進第3回共通テスト本番レベル模試では、特に数学ⅠAと数学ⅡBCについて、時間配分や問題量に苦戦したという声が多く見られました。
一方で、模試は現在の到達度を確認し、本番までの学習計画を見直すための機会でもあるため、一度の結果だけで実力を判断する必要はありません。
思うような得点にならなかった場合でも、失点した原因を整理し、復習の優先順位を決めて取り組むことで、その後の伸びにつながる可能性は十分にあります。
この記事のポイントをまとめます。
- 東進第3回共通テスト本番レベル模試は、数学を中心に難しく感じた受験生が多かった。
- 数学ⅠAは時間配分が難しく、最後まで解き切れなかったという反応が目立った。
- 数学ⅡBCは計算量や情報整理に時間を取られやすい内容だったと感じる人が多かった。
- 第2回と比較して点数が大きく伸びなくても、学力が止まっているとは限らない。
- 模試の得点だけでなく、どの単元が改善したかを確認することが大切になる。
- 平均点や順位だけでは、自分自身の成長を十分に判断できない場合がある。
- 間違えた原因を知識不足、計算ミス、時間不足などに分けて振り返ると復習しやすい。
- 時間を測りながら演習を続けることで、本番に近い感覚を身につけやすくなる。
- 苦手分野は小さな単元ごとに整理して繰り返し学習すると定着しやすい。
- 模試で見つかった課題を改善し続けることが、本番で納得できる結果につながりやすい。
模試を受け終えた直後は、自己採点の数字だけが気になり、思うような結果にならなかったことで気持ちが沈んでしまうこともあります。
しかし、共通テスト本番までにはまだ学力を伸ばせる時間が残されており、多くの受験生が秋から冬にかけて得点を伸ばしています。
大切なのは、点数だけを見て終わるのではなく、どの問題で時間を使い過ぎたのか、どの分野なら安定して得点できたのかを一つずつ振り返ることです。
模試は現在の実力を確認するだけでなく、次に取り組む課題を見つけるための貴重な機会でもあります。
今回の経験を今後の学習へ生かし、一つずつ課題を改善していくことで、本番ではより自信を持って問題へ取り組めるようになるでしょう。

