「神社には雨の日でもお参りできるんだろうか？」や「悪天候時に注意すべきことは何かあるのかな？」など、疑問を持ったことがある方は少なくないでしょう。特にスピリチュアルやマナーの観点から、雨の日の神社訪問が適切かを理解しておくことは、観光で訪れる際にも役立つ情報となります。
この記事では、「雨の日の神社参拝は適切か」という問いに対して、注意すべきポイントも合わせて解説いたします。
神社って雨の日にお参りしてもいいの？
雨の日に神社を訪れることについては、人によって意見が分かれることが多いです。一般的に陰陽の考え方に基づき、晴れの日は陽の気が、雨の日は陰の気が強いとされています。これにより、雨の日はあまりお勧めされないとされることもあります。
「陽」と「陰」のどちらが良いかに明確な答えはありませんが、晴れた日は前向きで明るいエネルギーが得られやすいと言われています。
一方で、雨が降っている日にお参りをすることは、神様に歓迎されていない証拠とも取られがちですが、これは一つの見解に過ぎません。
また、雨の日にお参りをすると、悪いものが流れ去ってくれるという考えもあり、様々な意見が存在します。
結局のところ、お参りは個人の信仰心に基づいて行うものですから、自分が行きたいと思った時が、訪れるべき時だと言えるでしょう。
神社って雨の日にお参りに行くと縁起がいい？
陰陽五行説では、雨の日のお参りは、あまりよくないとされています。しかし、スピリチュアルでは「浄化の雨」や「恵の雨」と、実は考えられているんです。
「浄化の雨」は、ネガティブな気分や悪い気を洗い流してくれる力があります。一方で、「恵の雨」は、地球の大地を潤してくれるため、神様の贈り物とも言われているんですよ。
日頃から神社にはたくさんの人が訪れるので、ネガティブな気分や悪い気が溜まってしまいがち。雨の日はそんな気分を浄化して、空気を変えることが可能となっています。
縁起のよい雨について
神社でお参りする際に降る雨には様々な種類があります。ここでは、「縁起のよい雨」とされるものを4つご紹介いたします。
お参り前に降る雨
神社でお参り前に降る雨は「禊ぎ雨」と言われ、穢れを流すために神さまが降らせます。この雨を浴びて自分の穢れを清めてからお参りすることが効果的だとされています。晴れた日に雨が降ることは、神様があなたのお参りを喜んでいる証、とも考えられています。
ママ友と江ノ島に行ってきました🚃
お天気が悪かったのですが到着する頃には雨も止みお参りする事ができたよ🐉
可愛い台湾🐿️にも出会えました✨#江ノ島#湘南モノレール pic.twitter.com/9AnEfc1wFN— はるみ (@ne342) October 28, 2024
お参り後に降る雨
神社でのお参りが終わると、急に雨が降り始めます。この雨は、「あなたの願いや相談をしっかりと聞いたよ」と神様からのメッセージとされています。
もし、参拝前には晴れていたのに、お参り後に雨が降り出した場合、それは「あなたの願いや心の声が神様に届いている証」とされています。
神社へ向かう前の強い雨
神社へ行く前に降っている雨は、「こんな強い雨でも叶えたい願いや相談があるなら来て」という試練が与えられています。
悪天候という試練を乗り越えて神社へお参りに行けば、神様はきっと願いを叶えてくれるでしょう。
神社についてから降る強い雨
神社に到着したとたん、参拝前に降り始めた激しい雨は、実は「あなたの願いを真剣にかなえるため」とも言われています。あまりにも多くの人が一度にお参りすると、個々の願いが神様に届きにくくなるため、参拝者の数を自然と調節しているのだとか。
福満虚空蔵菩薩圓藏寺。来たかった。お参りした瞬間雨が降ると言う罰。 pic.twitter.com/Ocq0t3wcMl
— you_k (@you0083) October 16, 2024
雨の中でのお参りは、一層心を込めて祈りを捧げ、神様に直接願いや相談をお聞きいただく絶好の機会となります。
雨にはさまざまな意味があり、スピリチュアルな視点から見ると雨の日の参拝は特におすすめされることが多いです。この奥深い意味について、少し理解が深まったでしょうか。
雨の場合は神社へお参りに行かない選択も頭に入れておこう！
雨の日の神社のお参りは、陰陽の考えからはあまりよくないとされていますが、スピリチュアルの目線からは縁起がいいとされています。
そのため、あなたが雨の日でも「お参りに行きたいな」と思ったときはお参りに行くようにしましょう。
一方で「雨だからお参り行きたくなくなった」と思ったら、神様から「今日はお参りをやめておいて」との伝言かもしれないので、行かない選択をするのも◎
あなたが何気なく考えたことや感じたことが、神様からの伝言だとスピリチュアルでは言われているので、自分の意見を大切にしましょう。
雨の日のお参りは足元が滑りやすかったり、前が見えずらかったりして危ない場合もあるので、十分注意してくださいね。
雨の日に神社へお参りするときの注意点
雨の日でも、神社にお参りする際は基本的なルールを守ることが重要です。
基本的な「神社でのお参りの仕方」は以下の通りです。
- 鳥居で一礼
- 真ん中を避けて歩く
- 手水舎で手を洗う
- 二礼二拍手一礼
また、雨が降っている場合でも、傘をさしたままでのお参りはあまりよくないとされています。
風邪をひかない範囲でいいので、傘をたたんでからお参りをするようにしてくださいね。
一緒に行く人がいる場合は、傘を持ってもらったり、1人の場合は傘を脇に挟んだりして傘が周囲の人やお参りの邪魔にならないように気を付けましょう。
正しいお参りをせずに、参拝をするのは神様に対して失礼にあたります。
しっかりとお参りの仕方を覚えてくださいね！
まとめ
この記事では「雨の日に神社へお参りすることは適切か」という疑問について、注意すべき点と共に解説しました。雨天時の神社訪問は、陰陽道では推奨されない行為とされていますが、スピリチュアルな視点からは吉事とされることもあります。一概には言えないので、お参りをしたいと感じた時が訪れるべきタイミングかもしれません。直感を信じ、心地よい瞬間を選びましょう。
雨の日でも神社への参拝を考えている方は、ぜひこの内容を参考にされてください。
